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Egaroucid for Console

OSによって操作が異なります。WindowsとLinuxに対応しています。MacOSの動作確認はできていません。

Windows

zipファイルをダウンロードして解凍するだけで使用可能です。なお、Linux版の手法を使って手元でコンパイルするとお使いのパソコンに最適化できるためパフォーマンスが上がる可能性があります。

ダウンロード

以下から自分の環境に合ったものをダウンロードし、任意の場所に解凍してください。実行ファイル(Egaroucid_for_console.exe)をコンソールから実行すると起動します。

Egaroucidはx64のSIMDバージョン(AVX2を使用)に最適化して作っていますが、こちらは概ね2013年以降のCPUでないと動作しません。その場合にはSIMDを使用していないGenericバージョンを使用してください。

OS CPU 追加要件 リリース日 ダウンロード
Windows x64(標準) AVX2(標準) 2022/12/23 Egaroucid for Console 6.1.0 Windows x64 SIMD
Windows x64(標準) - 2022/12/23 Egaroucid for Console 6.1.0 Windows x64 Generic
Windows x86 - 2022/12/23 Egaroucid for Console 6.1.0 Windows x86 Generic

過去のバージョンや各バージョンのリリースノートはGitHubのリリースからご覧ください。

Linux

cmakeでビルドするか、直接g++を使ってビルドすることができます。

cmakeでビルド

こちらからコードを入手し、任意の場所に解凍します。

ディレクトリを移動します。

$ cd Egaroucid/src

cmakeでビルドします。

$ cmake -S . -B build [options]

このとき、[options]には以下のオプションを入れられます。

状況 追加するオプション
AVX2(相当)を使わない場合 -DHAS_NO_AVX2=ON
ARMプロセッサで動かす場合 -DHAS_ARM_PROCESSOR=ON
32bit環境で動かす場合 -DHAS_32_BIT_OS=ON

$ cmake --build build

これでビルドができます。Egaroucid/src/buildフォルダの中にEgaroucid_for_Console.outと必要なリソースファイルができましたので、以下のコマンドで実行できます。

$ cd build

$ ./Egaroucid_for_Console.out

g++でビルド

以下の条件を満たしてください。

こちらからコードを入手し、任意の場所に解凍します。

ディレクトリを移動します。

$ cd Egaroucid/src

g++コマンドにてコンパイルします。出力ファイルは任意の名前で構いません。

$ g++ -O2 Egaroucid_console.cpp -o Egaroucid_for_Console.out -mtune=native -march=native -mfpmath=both -pthread -std=c++17 -Wall -Wextra [options]

このとき、[options]には以下のオプションを入れられます。

状況 追加するオプション
AVX2(相当)を使わない場合 -DHAS_NO_AVX2
ARMプロセッサで動かす場合 -DHAS_ARM_PROCESSOR
32bit環境で動かす場合 -DHAS_32_BIT_OS

実行します。

$ ./Egaroucid_for_console.out

使い方

$ Egaroucid_for_Console.exe -help

または

$ ./Egaroucid_for_Console.out -help

を実行すると使えるオプションやコマンドが確認できます。

フォルダ構成

Egaroucid for Consoleはいくつかの外部ファイルを必要とします。上記の方法でダウンロードやコンパイルした場合には特にエラーなく動きますが、もし動かなくなった場合にはフォルダ構成を確認してください。

Go Text Protocol (GTP)対応

GTPは囲碁向けに作られた通信プロトコルですが、これを用いてオセロが使えるソフトウェアがいくつか存在します。Egaroucid for ConsoleはGTPに対応していますので、これらのソフトウェアから呼び出すことが可能です。

GTPコマンドを使う場合には

$ Egaroucid_for_Console.exe -gtp

を実行してください。

WindowsにてGoGuiを用いた動作確認を、UbuntuにてQuarryを用いた動作確認を行いました。

GoGui

GoGuiでの動作画面は以下のようになります。

まず、プログラム>新規プログラムからEgaroucidを登録します。その際、コマンドには-gtpを追加し、ワーキングディレクトリはEgaroucid/srcにしてください。
そして、プログラム>プログラムを起動から追加したEgaroucidを選択することでEgaroucidを起動できます。
GoGuiにおいては、盤面の行が上下反転しているので、表示>Board Orientation>Flip Horizontallyを選択すると修正できます。

Quarry

Quarryでの動作画面は以下のようになります。
New GamePreferencesからManage Engine Listを開き、Egaroucidを追加します。このとき、コマンドに-gtpを追加してください。手番を選択してゲームを開始するとEgaroucidが起動します。